てんかん

てんかんは、突然意識を失って反応がなくなる、急に手足や体が動かなくなるなどの「てんかん発作」を繰り返す起こす病気で、乳幼児から高齢者までどの年齢層でも発病します。

原因はさまざまですが、成人以降の場合は「頭部外傷後遺症」、「くも膜下出血」、「脳卒中」、「頭部外傷後遺症」、「脳血管奇形」、「認知症」などの疾患が原因となることもあります。そのため、確定診断には脳波検査が必要となります。

治療においては主に抗てんかん薬と呼ばれる薬物による療法が採り入れられますが、難治性の発作がつづく場合には、脳外科的な治療を適応することもあります。

発作のコントロールが安定してできるようになれば通常の生活や仕事もできるようになります。ただし、運転が必要な業務に就く場合などは、治療の継続と診断書などが必要になることが少なくありません。